こんにちは!パートしながら在宅ワーク副業をしているみーもです。
今回は「言語化力」を鍛えるにあたって、おすすめの本をご紹介します。
あなたは会議などの話し合いで、自分の考えや意見をパッと言えるタイプですか?
それとも、「言いたいことはあるけどうまく言葉にできない…」タイプですか?
私は後者のタイプ。
いきなり発言を求められたら「えーっと…(大汗)」ってなります…
この、自分の思いや考えを言葉にする力を「言語化する力=言語化力」といいます。
在宅ワークを始めて半年、「自分の言語化力をもっと上げたい!」
とひしひしと感じる場面が増えていたところ、ぴったりの本に出会いました!
この記事では、
- 言語化力とはなにか?
- 言語化力を鍛える方法
- 言語化力のトレーニング、実際にやってみた!
について紹介します。
この本で紹介されている言語化力トレーニングの方法は、1回あたりたったの2分!
しかも1日3セット、2週間続けると効果が出てくるそうです。
在宅ワークで活躍するための必須スキル:言語化力を一緒に鍛えていきましょう!
この本をおすすめしたい人
- 話し合いの場で「どう思う?」と聞かれても自分の思いをパッと言葉にできない人
- 日常生活のモヤモヤをうまく言葉にできない人
- Webライターとして自分の言葉の引き出しを増やしたい人
本の紹介:瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。
著者の荒木俊哉さんは、電通のトップコピーライターとして活躍しており、国内外のコピーコンテストで数々の賞を受賞するなど、広告業界では名の知れた方です。
コピーライターとして言葉を扱う仕事をする中、荒木さんは「言いたいことがうまく言葉にできないと悩む人が多い」と気づきました。
そこでコピーを考える手順を応用して、言語化力を鍛えるための考え方、トレーニングをする上でのポイントを具体的に紹介しています。
出典元:瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。(荒木俊哉)
- 言語化力はトレーニングを通じて鍛えることができる
- トレーニングの仕方は1枚2分の短い時間の中で素早く書く、1日3枚で終わらせること
- 言語化力をトレーニングすると、いつでも必要な時に必要な言葉が瞬時に出てくるようになる。
(例:会議で説得力を持った意見をすぐ言えるようになる、相手にささる企画書が書けるようになる、等)
自分の頭の中から、どうやって言葉を引き出すかを教えてくれる本です!
本を選んだ理由:「言語化力を鍛えたい!」と思った出来事が立て続けに起こった。
今回、「言語化力を鍛えたい!」と思った理由が大きく2つあります。
1.チーム活動する中で自分のニガテが見えた
私、正社員時代から「会議」というものに苦手意識があったんですね。
あらかじめ準備してきたことは言えるのですが、議論になると会話の流れについていけず、
終わった後に「自分の思ってることはあるけど、なんかうまく言えない…(しょんぼり)」
…ということがよくありました。
現職のパートは個人仕事なので、会議でバシバシ議論する機会からしばらく遠ざかっていたのですが、
オンラインサロンの企画に携わることになり、数年ぶりにチームで仕事をする機会がありました。
\ 私の所属するオンラインサロン「ウィズママ」紹介記事はこちら /
チームで仕事をすると、
メンバーの仕事の様子が見えると同時に、自分の得意・不得意に気づくきっかけになるんですね。
あの人は◯◯が得意だな、自分はどうだろう?
自分の不得意のひとつに「問いに対して、自分の答えを引き出すのに時間がかかる!」と気づきました。
2.言語化力を鍛えるには日々の積み重ねが大事、と聞いたから
Webライターで活躍中の「悠木まちゃさん」の講義を聞く機会があり、
『読者の検索意図を理解するためにどんなことをしているか?』という質問に対する答えが興味深かったんです。
まちゃさんの回答をかいつまんで書くと、
- 読者の検索意図を理解するには、人の感情の動きを知ることが必要。
- そのトレーニングとして自分の感情が動いた時に自分がどんな風に思ったか、なぜそう思ったのかを言語化している
- 言語化することによって、感情が目に見える情報になる
Webライターとして活躍されている方でも、日々、自分に意識を向けて書き出すことを通じて言語化力を鍛えているんだ!と気づきを得ました。
言語化力は生まれ持ったものではなく、鍛えることで伸びる!
言語化力を磨くには、筋トレのように毎日少しずつでもいいから継続して行う必要があります。
著書の特長として大きく2つあり、
- 1回あたりのトレーニングはたった2分
- 巻末に言語化力を鍛えるための「問いリスト」が500個(!)ある
言語化力を鍛えるにはぴったりの本だと思い、読んでみました!
印象に残ったフレーズ:「何を言うか」の中にあなた独自の視点がある
ここでは、実際に本を読んで私の心に響いた内容をご紹介します。
「何を言うか」の中にあなた独自の視点がある
瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 (荒木俊哉)
このフレーズを読んだ瞬間、すごく勇気づけられたんですね。
先ほども触れたように、会議が苦手な私。
「なぜ会議が苦手なのか?」を言語化してみると、
「特別なことを言わなければならない」と思っていることに気づきました。
その結果、空回りしてよく分からない発言をしてしまう
→自己嫌悪のループにはまる…
これも言語化力を鍛えることによって解決する!と本に書かれています。
言語化力を鍛えるコツとして「経験を思い出す」ことが有効ですが、一つポイントがあります。
それは、「出来事(事実)」と「感じたこと」をセットにして思い出すこと。
特に、感じたことを思い出すのがポイントだそうです。
出来事(事実)に対して感じることは一人一人違うので、そこにあなた独自の視点が生まれる
瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 (荒木俊哉)
自分の考えや気づきをうまく引き出せるようになれば、
「特別なことを言わなければならない」という思い込みから解放されるんだ!と心が軽くなりました。
実録!言語化力トレーニングの手順【画像あり】
ここでは、実際に本で紹介されている言語化力トレーニングについて、
私の実際のメモをお見せしながら紹介します。
準備するもの
- A4用紙(裏紙でOK!)
- お気に入りのペン
- タイマー(できればスマートフォン以外)
- 本書
著書では、いつでも言語化力トレーニングできるよう、手軽さを重視してA4用紙1枚とペンがあればOK!とあります。
思いついた時にパッとできる仕組みを作りましょう!
私は子供達が保育園でもらってくるプリントの裏紙を使っています。
また、タイマーはできればアナログのタイマーなど、スマートフォン以外で準備しましょう。
私は通知が来ると気になっちゃうタイプなので、アレクサのタイマーを利用しています。
言語化力トレーニングのメモの取り方
言語化力トレーニングをするにあたって、メモの取り方も著書で紹介されていました。
A4用紙を縦に向けて、最初に問い(テーマ)を紙の一番上に大きく書きましょう。
2分という短い時間の中で書ききるので、自分の思考が問いからぶれないようにするためです。
次に、紙を上半分と下半分に分けます。
上半分は問いに対し、「どう思う?どう感じる?」という思考を書き出します。
下半分は、思考や意見に対しなぜそう思ったのか、なぜそう感じたのか「理由」を書き出します。
2分で問いに対する「思考」と「理由」を書き出す
今回は、巻末の問500より自己分析編「何をするのが嫌い?」をチョイスしました。
真っ先に思い浮かんだのが「食器洗い」でした(苦笑)
自分の考えを書き出したら、「それってどういうこと?」と自分に問いかけて深掘りしていきます。
書き出す中で「マイナスをゼロにする作業が無意味に思える」と出てきました。
ここに私の価値観が大きく出ている気がします!
次に、思考の一番下に書き出した言葉に対し、「どうしてそう思ったの?」と自分にインタビューします。
すると、
「意味を見出せないことに時間を割きたくない」といった価値観や、
「逆に意味のある時間にするために、好きなこと(ラジオ)と組み合わせてみる?」
「そもそも洗わない選択をしてみる?」と出てきたところで、2分終了〜!
やってみると、「制限時間2分」という設定が絶妙なんですね〜!
これがもし10分であれば集中力も無くなるだろうし、
限られた時間で自分の頭の中から言葉を引き出す練習、まさに筋トレならぬゲントレです。
集中して書いているとあっという間!
(発展形)何を言うかが決まったら、「伝え方」を工夫する。
自分の思考を書き出すことができたら、次は読み手に共有できるような「伝え方」にする必要があります。
伝え方をまとめる手順として、本では以下のように紹介されています。
- 書き出したことのグループ分け
- グループの内容を「端的に」まとめる
今回は2色のペンを使ってメモの内容をグループ分けしてみました。
グループ分けした内容を総合して、「つまり?」と端的に表すと、
「自分なりに意味を見出せると取り組める」(逆も然り)
「『食器洗いは私がやるものだ』と無意識に思ってる」とまとめられます。
今回は「食器洗い」という身近な内容から、私の価値観や無意識に感じていることを引き出すことができました。
他にもビジネス編や自己分析編など500個の「問いリスト」があるので
「今日はどれにしようかな?」と選ぶことができるのもいいですね!
まとめ:言語化力、鍛えて損はなし!
今回は言語化力の鍛え方をテーマに、おすすめの本と実際のトレーニング方法を紹介しました。
言語化力トレーニングをはじめて1週間経ちましたが、最初は2行しかしか書き出せなかったメモが
だんだん3行、4行と同じ時間でも量を書き出せるようになってきました。
またこれまでだと、頭で思いついたことを「まぁいいや〜」と流すところを
「なにが気になったんだろう?どうしてそう思ったの?」と立ち止まって考え、書き出す場面が日常生活で増えています。
筋トレと同じで、言語化力も毎日の積み重ねで鍛えられます。
在宅ワークはもちろん自己分析にも活かせる「言語化力」、あなたも一緒に鍛えてみませんか?
ここまでお読みいただきありがとうございました!
次回もお楽しみに〜!