こんにちは!子育てしながら在宅ワーク副業にチャレンジ中のみーもです。
今回は、
「クライアントワークをやることになったけど、何をすればいいの?」
「クライアントワークの流れや気をつけるべきことってなに?」
そんな疑問にお答えします。
在宅ワークをはじめたいけれど、やってみる自信がない…という方も、この記事を読めば、
- クライアントワークのはじめ方が分かる
- クライアントワークの流れや大事なポイントが分かる
- 専門スキルなし、時間が限られている主婦がクライアントワークを行うための工夫
を知ることができます。
さぁ、クライアントワークをはじめてみましょう!
クライアントワークとは?
クライアントワークとは
クライアントワークとは、企業や個人のクライアントから依頼を受けて業務にあたることをいいます。
依頼物の例として、
- Web記事の執筆
- デザイン(バナーなどの画像)
- 動画編集
- SNS運用代行
- データ作成、文字起こし
…など多岐にわたります。
クライアントワークのメリット:報酬がある
クライアントワークでは、依頼された業務を完了すると、対価として報酬が支払われます。
ブログ運営と比較すると、ブログは収益化までに最低でも数カ月以上かかると言われているのに対し、クライアントワークは即金性が高い、といえるでしょう。
クライアントワークのデメリット:明確な納期がある
クライアントが案件の募集を行う背景として、「いつまでに〇〇したけいど、自分1人では大変だからお願いしたい!」という思いがあります。
クライアントの希望する納期に間に合わなければ、相手のビジネスに迷惑がかかってしまいます。
仕事を受注するにあたって、納期に間に合うようなスケジュール管理を行う必要がありますね◎
クライアントワークをはじめる前のお悩み
ここでは、私がクライアントワークを始める前に考えていた2つの悩みについてお答えします。
専門的なスキルがないけどできるの?
ソーシングサイトで調べると「初心者歓迎」の案件があります。
「やってみたい」という気持ちを大事にチャレンジしてみるのもよいでしょう。
ちなみに私の初案件はYouTubeサムネイル作成でしたが、デザイン系は独学でした。
それでも「やってみたい!」という気持ちで応募!
調べながら制作を進めることで、知識やスキルを身につけることができました。
家事・育児しながらでもできるの?
私の場合、平均して1日あたり1~2時間ほどで対応しています。
ただ、PCで作業できるのは子どもを寝かしつけた後の1時間。
そこで、スキマ時間にスマートフォンで進められる作業を行って、時間を確保しています。
例えば、通勤時間や家事の合間に調べものをしたり、Googleドキュメント・スプレッドシートなどPCと連動できるアプリで作業を少しずつ進めるようにしています。
1回あたりの作業が数分でも、1日トータルで見ると30分〜1時間ほど作業時間をとることができますね◎
クライアントワークの探し方
ここでは、クライアントワークの探し方について紹介します。
クラウドソーシングサイトで探す
ソーシングサイトでは、企業や個人からのお仕事依頼が掲載されています。
『クラウドワークス』や『ランサーズ』がもっとも有名で、初心者歓迎の案件も多くあります。
また、『ママワークス』のように、主婦に特化しているサイトもあります。
ソーシングサイトを見ながら、自分のやってみたい案件を探しましょう。
SNSで探す
TwitterやInstagramなどのSNSで、【ゆる募】など、仕事に関する募集が投稿されることがあります。
案件に応募するときは、投稿者に対してメッセージを送ってやりとりを行います。
その際、いきなりメッセージを送るのではなく、投稿者の発信内容をチェックすること、
また「自分のスキルや経験を〜のように生かすことができます」とアピールするとよいでしょう。
オンラインサロン内で探す
いきなり案件に応募するのはハードルが高い…と思っている人は、オンラインサロンに加入して、サロン内で経験を積むこともおすすめです。
オンラインサロンでは、サロン内の企画やサロン運営に関する募集が定期的に行われています。
また、サロンに加入している人が「自分の仕事を手伝ってほしい!」と募集をかけることもあります。
実際、私はサロン内のプロジェクトに関する案件に応募し、はじめてのクライアントワークを経験することができました。
安心・安全の場で、クライアントワークの経験を積めるのはありがたい!
【体験談】クライアントワークの流れ
ここからは、私がはじめて行ったクライアントワークの経験をお伝えします。
案件の概要
今回は、オンラインサロン内で「YouTubeサムネイル作成」を受注した経験について紹介します。
私が加入しているオンラインサロン『ウィズママ』では、講義動画のアーカイブを視聴することができます。
これまでアーカイブ動画は、スプレッドシートに動画URLがまとめられていましたが、YouTubeチャンネルへの移行プロジェクトが立ち上がりました。
そこで担当の方から、「YouTubeのサムネイルを作ってくれる人はいませんか~?」と募集がかかったのです。
応募
クライアントからお仕事に関する募集がかかると、応募の意思表明として、応募文を送ります。
応募文で送る時に気をつけたのは、次の3つ。
- 早さ
⇒初心者歓迎の案件は人気なのですぐに埋まります。応募文のテンプレートを用意しておくと◎。 - 未経験なりの実績や意欲アピール
⇒デザイン未経験だけど、デザインアプリのCanvaは使用した経験があること、今回の案件を生かしてステップアップしたい、と前向きさをアピールしました。 - 納期に間に合うスケジュール管理
⇒本業の仕事で対応できない時間もあるため、「〇日までに〜します!」と想定スケジュールを書いて、納期に間に合う段取りが組めることをアピールしました。
今回の案件は先着順だったので無事採用いただきました。
ヒアリング
ヒアリングでは、相手の目的や要望を確認するのですが、なんせクライアントワークが初めて=ヒアリングもはじめて。
「何を聞けばいいの?!」とプチパニック^^;
ChatGPTに聞いたり、私自身も確認したかったことをまとめて、以下の内容を聞きました。
- 納品物の点数(念のため)
- デザイン要素(オンラインサロンのトーン・マナーに合わせるため)
- 作業予定スケジュール
- 連絡可能時間
ヒアリングで見えた、クライアントの目的や要望
応募時点でもクライアントの大まかな要望を知っていたつもりでしたが、ヒアリングによって、新しく気づいた情報が2つありました。
- 納品物は「サムネイルの型」だった!
実は応募の時点で、「サムネイルの型」だと気づいていなかった私…。
クライアントとの認識のずれを修正することができました。 - 使い回ししやすいデザイン
サムネイルの型を今後使い回していきたい、と追加の要望を教えていただきました。
このことから、クライアントワークでは、ヒアリングでクライアントの目的や要望をより詳しく知り、クライアントと認識を合わせることが大事だと分かりました。
ラフ案作成、提出
ヒアリングを通して制作の方向性を共有できたところで、ラフ案の作成に進みます。
私は、初心者ということもあり、修正が入る前提で早めに提出することを意識しました。
また、限られた時間でクオリティを上げるため、Canvaを有料版にして作成を進めました。
Canvaを有料版に切り替えることで、時短につながりました!
そして完成したラフ案がこちらです。
ラフ案のフィードバック、結果は!?
ラフ案を提出した翌日、早速担当の方からフィードバックがありました。(ドキドキ…)
素敵なデザインです!
フォントを2パターン提示してもらってもいいですか?
ほめられた〜!(歓喜)
自分の作ったものに対して、反応いただけることはクライアントワークの醍醐味といえます。
早速修正案を出し、2次チェックをしてもらいました。
納品
2次チェックの結果、修正なし!との返信をいただき、
型への流し込みもお願いできますか?
と追加の要望もいただくことができました◎
そして型への流し込みも済ませ、無事期日までに納品することができました!
私の初実績となる作品が、こちらです。
今見ると、はじめてなりにイイ感じのサムネイルができたな~と思っています^^
ふりかえり
今回の案件の納品点数と、かかった日数や時間について振り返ります。
- 納品物:計6点。(サムネイルの型+型への流し込み)
- 採用→納品までにかかった日数:6日。
- 1日あたりの稼働時間:平均約1時間。長くても2時間程度。
クライアントワークで大事なこと【失敗談あり】
ここでは、はじめてのクライアントワークを通して気づいた、「クライアントワークを行う上で大事なこと3つ」をお伝えします。
相手に配慮したコミュニケーション
これまでは、クライアントワーク=納品物を納めるだけ、と思っていました。
実際に経験してみて、相手に配慮したコミュニケーションを行うことは、納品物と同じくらいに大事、と理解しました。
例えば、
- 結論から書く
⇒クライアントはたくさんのメール・チャットをチェックしているので簡潔に、分かりやすく書く。 - レスはなるべく早く。すぐに連絡できないときはいつ頃連絡するか、を伝える。
⇒クライアントは納期に間に合うか?進捗はどうか?が知りたい。
今後の見通しをこちらから随時知らせると、クライアントも安心できる。
といったコミュニケーションは必須だと気づきました。
継続して取引いただくためにも、相手にとって分かりやすいコミュニケーションを心がけたいです◎
【失敗談】チャットでは言葉の一語一句まで気を遣う!
ここで、お恥ずかしながら私の失敗をみなさんに紹介します。
案件に応募し、採用のご連絡をいただいたあと、担当の方へのお礼メッセージにこう書いてしまいました。
(…なんて締めくくろう)「ご連絡お待ちしています。」っと送信。
すると、担当の方からこんな返信が。
私がクライアントなので、みーもさんから主体的に連絡してくださいね!
この返信を見た瞬間、
うわー!やってしまった!!
と冷や汗をかきました。
私は受注した側になるので、本来であれば、私からヒアリング内容をまとめて連絡すべきところ。
それなのに製作者が「ご連絡お待ちしています」と伝えると、クライアントは「あれ、こっちから連絡するの?」と戸惑ってしまいますよね。
オンライン上でコミュニケーションをとる際は、言葉の一語一句まで気を遣うことを心に誓いました。
ヒアリングで相手との目的や要望を確認する
今回の経験を通じて感じたのは、「ヒアリングってめっちゃ大事!」ということ。
経験者の方からすれば、当たり前でしょ~!というツッコミが入りそうですが、
クライアントワークでは、ヒアリングでクライアントの目的や要望をどれだけ引き出せるかにかかっていると思いました。
例えば今回の経験だと、ヒアリング前に
デザインはサムネイルごとに変えたほうがいいのかな?
使い回せるサムネイルをつくってほしいな~
という認識のずれがありました。
このずれに気づけたのは、ヒアリング時に納品物の内容を改めて確認したからです。
認識のずれに気づかずに制作を進めてしまうと、ラフ案を提出したときに双方が「あれ?思ってたのと違う…」となり、修正するための時間ロスが発生してしまいます。
スムーズにクライアントワークを進めるためにも、質問力を磨いていこう!と思いました。
効率アップのためにツール活用
仕事、育児、家事とやることがある中でのクライアントワーク。
限られた時間で制作物の質を上げたい!と思い、Canvaの有料版である「Canva Pro」を活用しました。
有料版に切り替えてよかった点は大きく2つ。
- 使用できる素材、フォントが格段に増える!
- テンプレートのサイズ変更ができる!
⇒今回の場合、元の素材はプレゼンテーション資料のテンプレートでしたが、
YouTubeサムネイル用にリサイズ(サイズ変更)しました。
有料版に切り替えることで、制作物のクオリティと作業効率を上げることができました!
Canva Proのフリートライアル期間は30日間です。
無料版からPro(有料版)への切り替えにクレジットカード情報の登録は必要ですが、トライアル期間中に機能を試して、期間が終了する前に解約するという使い方もできます◎
デザイン関連のクライアントワークを行う際は、お試しに有料版に切り替えてみてはいかがでしょうか?
まとめ:クライアントワークで在宅ワークの第一歩を踏み出そう!
この記事では、クライアントワークのはじめ方や流れ、クライアントワークを行う上で大事なポイントを紹介しました。
体験談でもお伝えしたように、はじめてのクライアントワークは、分からないことだらけで「これでいいのかな…?」と不安だったり、ときには失敗しながら、なんとかやりきることができました。
新しいことを始めるときはパワーがいりますが、0→1を達成できたことは大きな自信につながりました!
「試行錯誤しながら挑戦したことは、自分の財産(知識・スキル)として積み上がる!」
と信じて、これからも“自分らしい働き方”をつくる挑戦を続けたいと思います◎
ここまでお読みいただきありがとうございました!
では、またお会いしましょう♫